昨年末更地になっていたS様現場、いよいよ新築工事に向け「地盤調査」を行いました。
家を支えているのは、柱や壁などの「構造」だけではありません。最も重要な部分は「地盤」です。
目では見えない地盤の中身は、場所によっても違うので、しっかりと調べる必要があります。
家を建てるときにはまず地盤が良好か軟弱かを調べ、地盤に応じた設計にする必要があります。
一戸建てで最もよく利用されているのが「スウェーデン式サウンディング試験」です。
先端がキリ状になっているスクリューポイントを取り付けたロットに荷重をかけて、地面にねじ込み、
25センチねじ込むのに何回転させたかを測定します。
測定箇所は、建築予定の建物の四隅と中央の5箇所以上とします。
調査データーに基づき、地盤改良等の補強が必要になってきます。
このように、あらゆる面で“バランスのとれた家づくり”を考えていく必要があります。