本日は少し変わり種のお仕事ご紹介!
(お客様には悲劇ですが・・・)
建物から跳ねだした木製のバルコニー。
内外共に建築士の拘りが詰まった素敵なお家でしたが
如何せん、腐食対策が余りにもされておらず
(メンテナンスにも問題ありですが)
結果、このようなことに
3階に至っては、手摺が腐って裏の敷地に一部落下。
跳ねだした梁も被害は大きく、腐った箇所に雨が伝って
室内に雨漏りが発生する始末。
まずは、前梁に落下防止ロープを結んだ上で細かく切断。
そして持ち出し梁を撤去。
その後、梁跡の雨仕舞を行った上で
2階にはアルミバルコニーを新設
建物正面の目隠し兼バルコニーも将来的なことを考え
ビニール屋根とH鋼材の鳥居で受けました。
ウッド材を使っての設計、味があって魅力的ですが
まずは材料の選定。そして出来れば屋根付きにするとか、
手摺には板金等で笠木を付ける。
こまめにペンキ塗りを行うなどの配慮が設計段階で必要です。