カテゴリー別アーカイブ: 日記

FRP防水 -S様邸新築工事-

前回より1週間が過ぎ、外部工事に関しては大方が

完了しつつあります。

 

        ↓

 

 

 

外壁サイデイングもほぼ完了。

一部平屋の瓦棒葺き屋根工事が遅れている為、取り合い部分と

目地コ―キングのみとなりました。

 

そして、2か所あるバルコニーも防水工事が完了しました。

 

 

 

(床面を養生した後の写真で申し訳ありません)

 

木造では比較的採用することの多いFRP防水です。

液状の不飽和ポリエステル樹脂に硬化剤を加えて混合し、

この混合物をガラス繊維などの補強材と組み合わせて一体にした

塗膜防水です。防水層は軽量かつ強靭、耐熱性・耐食性・耐候性などに

優れているという特長があり出来上がった防水層は、継ぎ目のない

シームレスな層となり、優れた防水性能を発揮します。

このような特徴を生かし船舶、水槽、バスタブ、波板、自動車、屋根材等

として広く使用されています。

 

 

内部工事の進行状況については次回報告いたします。

 

 

 

現場にて打合せ -S様邸新築工事-

本日は、土曜でお休みという事でご家族一緒に

現場に顔を出して下さいました。

 

 

ご足労をお掛けしますが、工事の進行状況をご覧頂きがてら

何度かこうして現場に足を運んで頂くことは、大切なことです。

図面上では、なかなかイメージしにくかったり、意思の疎通が出来にくい

事柄を確認し、より納得して頂ける作業に繋げていく為の内容を

詰めていけるからです。

本日も、お陰様で図面には表しきれない細かい事柄が打合せ出来ました。

S様、お疲れ様でした!

 

さて、外部工事は屋根瓦が葺き終わり

 

大屋根

 

下屋庇

 

外壁もサイディング工事がスタートしました。

 

 

詳しいお話は、また来週。

今週は、天気に恵まれ作業のほうは順調で有難かったのですが

気温がぐんぐん上がり、少々バテ気味ですkao19.gif

明日はお休み。たっぷりと英気を養います?!

皆様も、よい週末をお過ごしください!

 

 

断熱・防火窓 -S様邸新築工事ー

先週、中間検査が終えたS様邸新築現場。

1週間が過ぎ、次は「省エネルギー対策4級」検査に向け

内外共に順調に作業は進んでおります。

 

 

 

 

さて外部に関しては、アルミサッシュが取り付き、防水シート張りが完了。

外壁サイディング工事を待つばかり!

さて、この現場「省エネ4級」を取得する為に、窓に対しても一定の基準を

満たさねばなりません。

 

 

今回使用した商品は、LIXILサーモスⅡ

テレビCMでご覧になってる方も多いのでは!?

 

 

最高水準の断熱性能だけでなく、框の極小化を実現したスリムフレーム。

ガラス面積を15%アップしました。

そして防火戸としての基準もクリア。(今回の準防火地域に関しては)

その他、様々な面から操作性も向上しています。

その特徴に関しては、機会があればまた・・・。

 

そして内部断熱性能といえば、皆さんよくご存じの「断熱材」

 

 

 

こちらも今回の基準をクリアする為に、85㎜の厚みのモノを使用。

外部に面する壁については、防火上プラスターボードは梁上まで

張り上げます。

 

 

上の写真は、ユニットバス据付スペースですがご覧のように

先に外部面はボード張りを終えておきます。

この外にも、ご紹介したい工事はたくさんありますが

次回またと言うことで、本日はこの辺で失礼いたしますicon_biggrin.gif

 

 

中間検査

昨日は、S様邸中間検査を受けました。

「建築確認」と「瑕疵担保責任保険」それぞれが対象の

W検査です。

 

前者は、皆さんもよくご存じの建築確認証にそっての

構造を中心にした検査。

 

 

後者は、新築住宅に加入が義務付けされている保険の検査で

住宅の構造耐力上主要な部分や雨水の侵入を防止する部分

について検査を行います。

体的には、先日にご紹介した基礎工事段階での配筋検査、

そして躯体構造、屋根やバルコニー等の防水工事をチェック

する今回の検査が行われ、完了検査はありません。

無事、両検査共問題なく終了。

 

これで外部工事と共に、内部に関しても断熱工事等を

進めていくことになります。

この現場は、「省エネルギー対策4級」を取得するためにもうひとつ

通常外の断熱材検査を受ける必要があります。

いよいよ多くの工事が同時進行して、現場も忙しくなってきます。

また、工事進行状況などご紹介させていただきま~すicon_biggrin.gif

本日も、ご安全に!

 

 

 

白蟻調査

長年お付き合いさせて頂いているお客さまより

「羽アリが大量に発生してる!」とのSOS連絡!

4~6月、特にゴールデンウイーク頃穏やかな天気で気温が上がった昼間。

羽アリの群飛(多数の羽アリが巣からいっせいに飛び立つ現象。)が

見られる時季です。

その数は数千匹にもなることがあり、その光景をご覧になったお客様が

驚かれたのも仕方ないことでしょう!

早速、駆除業者とともに調査に行って参りました。

 

 

 

 

被害は、やはり湿気の多い浴室あたりと縁側部分とほぼ判明。

 

 

 

 

シロアリの痕跡である蟻道(シロアリの通り道)も発見。

シロアリはこのトンネル状の道を通って土の中の巣と喰害している木材を

行き来しています。

この蟻道は、床下点検などで見つけるのが比較的簡単ですの被害を

未然に防ぐ方法にもなり得ます。

そんな訳で、点検した限りでは大きな被害にはなっていない様で

一安心でしたが水廻り、縁側に隣接した和室、キッチンまでを駆除範囲とし

見積もりを提出させて頂くことになりました。

(何せ建物が広い為、建坪全部となると・・・)

 

「白蟻駆除工事」編では、業者選びのポイントにも触れてみたいと思います。

 

内外下地工事

24日の上棟より、約1週間が過ぎ現場も内外共に

工事が進んでおりますのでその様子をご紹介。

 

 

屋根はルーフイングを張って、まずは雨を凌げる状態に。

ブルーシートの養生部分は、バルコニーで防水待ちです。

 

 

外壁は、四方共に構造用合板張り。

地震等による横揺れに強度を発揮します。

 

 

正面下屋庇。持ち出しの為、ボルトで引っ張って補強。

 

 

内部も1、2階共に部屋の間仕切り下地は完了。

各部屋共に、大きさなどイメージが掴めるようになってきました。

 

 

最近の建築現場では、すっかり見慣れるようになりました

HD(ホールドダウン)金物アンカーボルト。

地震時や台風時に柱が土台や梁から抜けるのを防ぐための

必要不可欠な金物で土台部分に関しては基礎から直結しています。

取り付ける場所、数量に関しては確認申請の際の構造計画により決定します。

写真奥に写っているのは筋交い金物。まさしく筋交いと柱の接合を補強します。

 

 

いよいよ明日より現場もGW休暇に入らして頂きます。

休み明けは、内外共に盛りだくさんの作業内容!

休み疲れの無いよう、それぞれ英気を養って参ります!

皆様も充実したGWをお過ごしくださいicon_lol.gif

 

 

 

 

 

『お客様感謝祭』開催!

恒例の『お客様感謝祭』アリーサマーフェア2014の詳細が決定!

詳しくは、加藤工務店HPイベント欄にて公開しております。

ご覧ください!ご来場心よりお待ち申し上げております!!

 

 

 

セラミシリコン塗装

先日ご紹介していたT様邸外装改修現場、無事完了いたしました。

工程を追いながら少しご紹介を!

 

 

まずは、高圧洗浄にて長年の汚れを洗い流します。

 

 

その後、塗装面が剝離してしまった箇所など仕上げに支障ある

部分のチェック、手直しをして下地となる微弾性フィラー処理。

 

 

そして、仕上げの塗装となります。

 

 

仕上げ材は2回塗します。

今回は、水性セラミックシリコン樹脂系塗料を採用。

まず、水性であるため溶剤中毒や火災の心配がなく作業環境の

向上に役立つ。そして、従来のアクリル樹脂系塗料やポリウレタン樹脂系

塗料に比べて格段に耐久性と低汚染機能により、結果長期に壁を美しく

維持することができるという訳です!

そして肝心の仕上がりがコチラ!!

 

 

 

 

剝離していた軒下部分もすっかり奇麗になりました。

 

ついでに塗装工事前に終了している屋根の様子もどうぞ!

 

 

鮮やかなオレンジ色。

地味な町並みにでしたので完成を楽しみにしてましたが

違和感なく、個性を主張した(少し大袈裟ですがicon_wink.gif)建物に仕上がりました!

奥様にも喜んで頂き、一安心でしたicon_biggrin.gif

 

 

上 棟(プレカットドリフトピン工法)

昨日は、S様邸建前作業を行いました。

天気にも恵まれ、多くの大工仲間の応援で無事故で上棟!

 

 

 

 

木造在来工法は、大工が墨付けを行い、様々に継承されてきた匠の技術を

駆使して材料が刻まれましたが、近年は機械プレカット加工が常識となり

工期短縮、大工の技量によらない均質な加工が可能になりました。

その半面、墨付けが出来ない若い大工職人も多くなったのも事実。

時代の流れとはいえ、少し寂しい限りです。

さて、本題に話を戻します。今回の現場も当然ごとくプレカットを採用ですが

従来と違う点は、ドリフトピン工法を採用しました。

 

 

 

通常、柱・桁等の接合には枘(ほぞ)、蟻等の継手・仕口で組立ていきますが

この工法は、柱に凸型の金具を装着し、梁の接合部は凹型の受けの金具が

埋め込まれ、両者がドリフトピンで結合します。釘は一切しようせず、羽子板

ボルトなどの従来の金物も使用しません。

 

 

 

 

柱の断面欠損が少なく、結合が強固であり、耐震性に勝る。ピンの叩き込み

作業のみの為効率アップに繋がるなどの利点があります。

構造材材料も構造集成材を使用することで、もとの木材素材よりも強度の

ばらつきが小さくすることが出来ます。

近年、様々な工法が開発されていますが、唯新しいものを採用するだけでは

なくそれぞれな特徴を理解し、条件にあった最善の方法を見極め、

提案することが我々業者には求められています。

次は、屋根・外部工事へと続きます。

その前に中間検査がありました・・・icon_lol.gif

本日も、ご安全に!

 

 

 

上棟準備

S様邸新築工事、上棟に向けての準備が着々と進んでいます。

昨日より土台据えを行ない、引き続き1階床合板張り。

 

外周基礎部分

大引き部分(鋼製束にて補強)

 

近年は、基礎に換気口を設けない為、基礎と土台の間に

「基礎パッキン」を噛まし、全周換気を可能にしています。

その他の効果として、基礎と絶縁することでシロアリなどの被害を

未然に防ぐこともできます。

 

 

床には全面、断熱材を敷き込みます。

通常の材料厚みは30㎜程度ですが、今回は「省エネルギー対策等級4」を

習得するため、厚み85㎜のものを使用。

 

 

その後、構造合板28㎜を敷き詰めます。

このように根太材を使わずに直接合板を張る工法が近年

多くなってきました。

 

 

近年の工法といえば、外部足場に関しても以前は建前終了後に

組立るのが常識でしたが、最近は先行して三方は設置するようになり

建前作業が安全、効率面ともにアップしました。

 

 

次回は、いよいよ上棟の模様をご報告いたします。

今日も一日、ご安全に!